CT・MRI

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CTについて

CTについて

CT(Computed Tomography/コンピューター断層撮影法)とは、X線を利用して身体の中の輪切りの画像を得る検査です。

CTでできること

例えば、超音波検査でお腹の中にしこりが見つかった場合、今まではレントゲンと超音波検査をした時点で大きな異常がなければ開腹手術へと進み、しこりを摘出し、病理検査に出して悪性か良性かなどの判断を行っていました。なかには、摘出したにもかかわらず悪性で実はすでに小さい病変の転移があり、術後すぐに亡くなってしまう事もありました。もし手術前にCTを撮り、転移している事がわかっていたら、お腹を開けて痛い思いをしなくても済んだのでは?と思う事もありました。

事前にCTを撮る事で小さな転移病変を把握したり、腫瘍によっては悪性度の高いものであると判断する事ができる場合があります。そうすることで、手術を行わないという選択肢を取る事もできます。
それ以外にもCTを撮る事で、手術に臨む前の計画を立てる事ができます。どのような血管走行なのか、どこの組織と隣接しているのかなど立体的に見る事ができるという点で手術に向けてのイメージ作りも行いやすくなります。
このようにCTを利用することで診断や治療への新たな一手を得ることができます。

CTについて
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MRIについて

MRIとは

MRI(磁気共鳴画像)は、磁場と無線周波数を使用して、ペットの体内の詳細な断面画像を生成する画像診断技術です。CTとは異なり、放射線を使わずに撮影を行います。なお、麻酔科で検査は行います。

MRIのメリット・デメリット

MRIは軟部組織の観察に優れ、脳や脊髄などの神経系の病気に特に適しています。また、放射線を使わないため、繰り返しの検査にも安心して利用できます。ただし、撮影に時間がかかる場合があり、ペットを静かに保持する必要があります。

MRIが使われる症例の例

  • 脳・脊髄の疾患や神経障害の診断
  • 軟部組織の損傷や炎症の確認
  • 関節の異常や靭帯損傷の評価
  • 内臓の詳細な診断(特に腎臓や肝臓など)
医療環境整備のための取り組み
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