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2025.04.22
OneVet通信_vol.3
OneVet通信_vol.3

AMI1周年記念イベントのわんわん運動会の様子や、獣医師紹介、シニアケア、フォトコンテストなど、役立つ情報から楽しいコンテンツまで幅広く掲載しています。

OneVET 公式HPができました!

こんにちは!広報部です。
この度なんと、OneVETの公式HPが完成いたしました!

これまで私たちは、この通信にて「OneVET」について掲載し主に飼い主様や各関係者に弊社についてPRしてきましたが、 公式HPを開設したことで今まで以上に多方面から弊社について認知していただけるよう広報部とデザインにご協力いただいた業者様と共に想いを込めて作成いたしました!

広報A
HPを作るって聞いた時は、不安でいっぱいでしたけど、すごいのができましたね!
広報B
資料集めや記事投稿大変でしたね(汗)見どころは、「沢山の人がOne VETに関わっていることがわかる」 ところですかね!
広報C
HPをデザインしてくださった方も 「こんなに人が出てくるHPは見たことない!」 って言ってましたもんね(笑)
広報A
もう一つの見どころとしては、「実際に勤めているスタッフの声や、様々な分野で活躍されている方々からのメッセージ」を紹介していることですかね!
広報C
たしかに!弊社OneVETのHPでは、実際に「やさか動物病院」「だて動物病院」で働いている獣医師や看護師の声や弊社に対する想いを多くの方に協力してもらいアップしてるね!
広報B
OneVET通信に加えHPをより多くの方々に見てもらえるよう、これからも私たち広報部が先陣を切って盛り上げていこう!

全員
お〜!

OneVETとは

OneVETは、2020年に 「やさか動物病院」 と 「だて動物病院」 が合併し、1人1人の持つ力を活かし唯一無二の動物病院グループに発展するためにスタートしました。私たちの使命は、 「最高の仲間と最高の仕事を永続的にできる場所を作ること」そして「小動物業界のリーディングカンパニーになる」ことです。 OneVETは、それぞれの病院が長年培ってきた強みを最大限に活かしながら、 最高の仕事をすることで「おかやま」の地域医療を守り、継続していくことを目指しています。また私たちは、獣医療という枠を超えて OneVET Peopleの皆さんと繋がり、人や地域に携わることで新しいカタチで社会貢献することを目指しています。

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お互いの病院のいいところ

自分からみた相手の病院の「いいところ」を各院長にお聞きしました。

やさか動物病院が思う ⇀ だて動物病院のいいところ

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「命を諦めない」をコンセプトに掲げるだて動物病院。コンセプト通り、 伊達院長の元に集まったスタッフたちは命に医療に真摯に立ち向かうメンバーが多いです。
彼らの話を聞いていると、私自身は獣医療の可能性があるということにいつも気付かされます。常にチャレンジしている動物病院、それがだて動物病院です。しかしながら、とても簡単ではないコンセプトが故に困難な壁が立ちはだかる事もあります。そんな時彼らは唯ひたすらに「どうやったら助かるか・・・」 シンプルにそこを突き詰めています。「命」には限りがあること、もちろんそれを心に刻んだ上で飼い主さんと話し合いながら、可能性を信じて治療にあたります。「命を諦めない」その一筋にスタッフ全員が一丸となり動物と正面から向き合っています。伊達院長はスタッフ達にも社会人としてこうあるべき、獣医療従事者としてこうあるべきという理想の姿を求めます。伊達院長の声に賛同し、同じ気持ちで命と向き合っているチームそれがだて動物病院です。ちょっとキャラが濃いめです。

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だて動物病院が思う ⇀ やさか動物病院のいいところ

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やさか動物病院は開業30年を越えた老舗動物病院です。
みちの先生の創業に始まり今の太郎体制になった後も、岡山の獣医療を先頭で引っ張っている動物病院です。動物のトータルケアを行なっており、だて動物病院では行なっていないパピー教室やシニア教室などを定期的に開催しています。医療面では当然ながらCT検査機器を導入しており2次診療にも対応しています。中でも人工透析機器を岡山県の動物病院では唯一導入しています。
スタッフはというと、みんな素直で明るく、だて動物病院とはまた違う柔らかい雰囲気の動物病院を作ってくれています。やさか動物病院は、柔らかい雰囲気で、何でも気兼ねなく相談しやすい、獣医療の面でもしっかりとしていて、トリミングや各種教室、大型ドッグラン、カフェをも備えた動物のトータルケア施設です。

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獣医師紹介

#05 金尾 侑佳 YUKA KANAO

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金尾先生がこれから頑張ろうと思っている分野は?
まだ獣医師として駆け出しの時期なので、 全般的に頑張りたいと思っています。 その中でも歯科に興味があるので、 特に力を入れて勉強していきたいです。 歯の病気は、お家でのデンタルケアで予防できるものが多いので、歯磨きの仕方など発信できればいいなと思っています。
獣医師になるきっかけは?
中学生の頃、 テレビで保護犬猫活動をしている獣医師の特集をみたことがきっかけです。 当時、 私が育った地域では犬猫の殺処分数が多く問題になっていました。子供なりに何か力になりたいと感じていた時に動物保護活動について知り、獣医師になればこのような動物たちの命を救うことができるんじゃないかと思い獣医を目指そうと決めました。
休日の過ごし方は?
基本的に勉強や家事など、 平日にできなかったことをしています。旅行が好きなので、時間があるときは岡山の観光地巡りをすることもあります。最近だと、 マスカット狩りや王子が岳に行きました。王子が岳には、猫ちゃんがいっぱいいてとても癒されました。
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教えて金尾先生!

「歯周病』
歯周病ってなに?
歯周病は、動物病院でよく遭遇する口腔内疾患で、3歳齢以上の犬猫の80%以上がかかっているといわれています。 歯周病の原因は、歯の表面についた歯垢です。歯垢の中には、多くの歯周病関連細菌が潜んでいます。これらの細菌は酵素や毒素を産生することで歯肉や歯の周りの組織に炎症を生じ、歯肉炎や歯周炎を引き起こします。症状としては、口臭、歯のぐらつきや痛みによる食欲不振があります。さらに悪化すると、歯を支える骨が溶けて口と鼻がつながってしまう口腔鼻腔瘻や下顎骨の骨折を引き起こすこともあります。
予防には、日々のデンタルケアが重要です。歯垢は2~3日で歯石へと変化し、歯磨きでは落とすことができなくなります。 歯石がたくさんついてしまうと、さらに歯垢が付着しやすくなり歯周病の悪化へとつながります。このため、理想的には毎日、少なくとも2日に1回は歯ブラシやデンタルシートを用いた歯磨きをしていくことが大切です。 歯磨きが苦手な子に関しては、無理をせずにまずは口元を触られることに慣れてもらうところから始めてみましょう。

#06 橋本 龍之介
RYUNOSUKE HASHIMOTO

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橋本先生の得意分野を教えてください。
得意というには至りませんが、 外科手術全般に興味があります。軟部、整形問わず広い分野の手術をできるように頑張っているところです。幸いなことに、 伊達先生や阿美古先生だけでなく、他の病院から来られる様々な分野の専門の先生方にご教授いただける機会が多く、日々いろいろな経験をさせていただきながら勉強しています。まただて動物病院だけでなく、他の病院に出向き、 そこでも経験を積ませていただくことで、 だて動物病院で貢献できるように頑張っていきたいと考えています
獣医師になるきっかけは?
小さいころから、 動物が好きでちょうど高校3年生のときにボーダーコリーを飼い始めました。 その子が病気となり、 その治療をしていただいた獣医師さんを尊敬し、 そのような人間に自分もなりたいと考えました。 また、 その治療内容や説明から動物の医療に興味を持ち、 獣医師を目指そうと考えました。
休日の過ごし方は?
車が好きで、とくに長距離のドライブが好きです。岡山に来てからはまだあまり行けてはいないのですが、片道2時間以上のドライブをすることが多いです。また、小さいころからサッカーをしていたこともあり、サッカー観戦を良くします。 実際に身体を動かす機会は少ないですが、海外サッカーを中心に観戦しています。 いつか実際に海外に行って本場の雰囲気を味わいたいと考えています。
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教えて橋本先生!

「膝蓋骨内方脱臼(MPL)について」
膝蓋骨内方脱臼ってなに?
膝のお皿である膝蓋骨という骨が内方に変位(=脱臼)してしまう疾患を膝蓋骨内方脱臼といいます。内方に脱臼してしまうことで、 膝関節の可動の異常や痛みを引き起こします。生まれ持った骨格の異常により発育不良が生じることで起こります。ひどい場合は大腿骨や脛骨が曲がってしまいます。膝蓋骨の脱臼は手で触るだけでもパキッと外れる様子が衝撃として伝わる場合もあります。症状としては正常な位置に膝蓋骨がないため、痛みが見られます。 そのため軽度な場合でも後肢のびっこ(破行)や挙上を認めることがあります。また外れた膝蓋骨を元に戻そうと後ろ足を後方に蹴るような仕草も見られたりします。重度の場合は、 後ろ脚を真っ直ぐ伸ばすことができないため、ずっと中腰のように歩く素振りが見られます。また歩くことを嫌がる場合もあります。
治療方法は?
状態が軽い場合でも痛みや破行が見られる場合は手術が必要になります。また若いうちから症状が見られる場合は早めの手術が必要になります。膝蓋骨のはまる大腿骨の溝をけずり深くしたり、膝蓋骨の位置を真ん中にずらすような手術を行います。症状がない子や、 高齢の子では安静や痛み止めなどの内科治療が適応になる場合もあります。
最後に・・・
歩き方がおかしい、足が痛そうなどの症状がある場合は膝蓋骨内方脱臼に限らず、なにか四肢に問題がある場合が多いです。歩き方がおかしい時や痛みがある場合は診察をお勧めしますので、ご相談ください。

OneVET特集 #1 シニアケア

シニアっていつから?どうすればいいの?愛犬がシニア期に入るとご心配が増えてくるもの。
そんなシニア期特有のトラブルやケア方法についてご紹介します。

1.いつからシニアなの?

一般的に7歳からシニア期と呼ばれます。
犬種やその子の健康状態によって多少時期は異なりますが、一般的には7歳からシニア期と呼ばれ、加齢によって身体や行動の変化などが現れてきます。(大型犬は小型犬に比べ老化が早い兆候にあります)また、人の高齢化と同様に身体の様々な機能が衰え、免疫機能も低下し様々な病気にかかりやすくなってきます。命あるものいつかは旅立つ時が来ます・・・ ただ、最期まで快適に生活を過ごすことができるように、飼い主である私たちが大切な家族の小さな《変化》に少しでも気づき支えていきたいですね。

2.老化のサイン

小さな変化が老化によるものではなく、「病気のサインだっだ(汗)」 なんてこともあります・・・。異変があれば早めの受診、または動物病院に相談しましょう!

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3.代表的なシニア期の病気

下記以外にも「癌」「糖尿病」「白内障」「変形性脊椎症」「クッシング症候群」「甲状腺機能低下症」などがあります。 定期的に愛犬ちゃんの体をチェックし、早期発見を心がけ、ワンちゃんたちの健康寿命を伸ばしてあげましょう!

認知症

加齢により脳の機能が低下し、認識力・判断力・感情の動きが低下してしまう状態です。 昼夜逆転、壁にぶつかり固まってしまう、一日中ぼーっとしているなど、今までと違う様子が目立ち始めたら動物病院に相談しましょう。

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心臓病(弁膜症)

心臓内の部屋 (心房・心室)を仕切る弁がうまく閉まらなくなることで、心臓から肺や全身へ血液がうまく回らなくなる病気です。特にチワワ、シーズー、キャバリア、 ポメラニアンなどの小型犬では僧帽弁閉鎖不全症が多く、咳・ 疲れやすい・失神などの症状が出ます。 重症化すると肺に水がたまり(肺水腫)呼吸困難に陥ってしまうこともあるので、健康診断などで早期発見し適切に治療することが大切です。

腎臓病

水分調節や老廃物の排泄などを行っている腎臓の機能が年と共に徐々に低下し、 慢性腎臓病という病気にかかっていることがあります。無症状のまま進行していることも多いので、定期的に健康診断を受けておくと安心です。最近尿の量が多い、痩せてきた、よく吐く、ぐったりしているなどの症状が見られたときは早めに病院を受診しましょう。

褥瘡(じょくそう)

骨の周囲の筋肉や脂肪組織の少ない部分(特に肩、肘、腰、かかと、頬など)に慢性的な圧迫が加わることで発症します。(一般的に「床ずれ」 とも呼ばれます。)

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4.シニア期のよくあるトラブルとケア

食事 ご飯を食べてくれない
  • 温めて香りを出す
  • フードをお湯などで柔らかくする
  • トッピングしてみる
  • 食器を台の上に置くなどして、頭の位置を高くしてみる
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排泄 トイレの失敗
  • ヨガマットを敷いて足が滑りにくくする
  • 陰部周りの毛を短くカット
  • おむつやマナーベルトの着用

※長時間の着用は尿ヤケの原因になるので注意!

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運動 散歩がしんどそう
  • 補助ハーネスの着用
  • 散歩時間や距離を短くする
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睡眠 昼夜逆転
  • 日中に定期的に運動する
  • 日光浴させる
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5.褥瘡(じょくそう)管理について

シニア期に入ると、 少しずつ筋力も衰えてきヨタヨタ歩きや転ける頻度が増えてきます。だんだんと視力も低下してくると物や壁にぶつかるなどして、擦れによる傷も見られる場合があります。 また、寝たきりになってしまうと、人と同様に「褥瘡」が問題となってきます。こう言った擦れや褥瘡に関する管理はシニアケアを行なっていく上でとても大切になってきます。管理で最も大切なことは 【擦れや褥瘡ができる前に予防すること】です。
寝たきりになる前段階での褥瘡管理が重要です!

症状別おすすめアイテムをチェック!

  • 寝る頻度が増えてきた(ITEM 01)
  • ご飯を食べるときに踏ん張りがないITEM 02)
  • 物や壁にぶつかるようになってきたITEM 03)
  • なんだかヨタヨタ歩き出した(ITEM 04)
ITEM 01

寝る頻度が多くなった、起き上がる力が低下して寝ながらバタバタする時、寝たきりになった時

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ITEM 02

踏ん張りがきかない、壁や物にぶつかる時・・・

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ITEM 03

ヨタヨタ歩き、歩きながら転けやすくなった時・・・

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保護パットの作り方(肘用)

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ここでは、褥瘡管理に対しての商品や手作りアイテムをほんの一部だけ紹介しましたが、まだまだ沢山介護用商品は存在します!例えば、大型犬での寝たきり管理では体位変換が1人では困難です。そんな時は人用の体圧分散グローブを用いて圧分散を行ったり、手作り補助車を作成し筋力低下予防や徘徊の補助を行ったりと・・・。

シニア期でのトラブルケアは、飼い主さんにとってはとても悩まれる問題かと思います。そして飼い主さんの体力や精神面での疲労もあるかと思います。今回ご紹介した内容が、少しでもお役に立つ事ができたらと願っています。

やさか動物病院 シニアセミナー

院長と愛玩動物看護師による『シニアセミナー』 を全4回で開催中です。認知症や介護など、年を重ねたわんちゃんとの生活で必要な知識を学ぶことができます。 今後の愛犬との生活をより良くするために、ぜひご参加ください!

  • 場所:AMI
  • 参加費:AMI ワンドリンク制
  • 講師:院長 大石、愛玩動物看護師 奥本
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EVENT REPORT

AMIの1周年記念イベント 「わんわん運動会」 と同時開催したAMIマルシェの様子と、
だて動物病院スタッフの親睦会で行ったBBQ会でのひとときをご紹介します!

2024.10.14(MON)AMI マルシェ

10/14にAMIにてマルシェ、写真展を開催しました!おいしい食べ物のお店や、 わんちゃん用の服のお店など、さまざまなジャンルのお店が出店しマルシェを盛り上げてくれました!AMIの店内では保護犬、保護猫の写真展も開催しており、かわいい写真をたくさんの方が眺めてくれていました。AMIのイベントを通して、保護犬、保護猫について知って下さる方が増えてくれたら嬉しいです!

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2024.10.27(SUN) だて動物病院BBQ会

前日まで不安な天気予報でしたが、 だてパワーで雨も降らずBBQ会を開催することができました!
美味しいお肉をみんなでワイワイ楽しく食べ、こども企画としてヨーヨー釣りなどをしたり、一緒にマシュマロを焼いたりしました。サプライズでマジシャンの方をお呼びし、一緒に参加させてもらい「おー!」 という歓声と拍手の連続でした。親睦をさらに深め、楽しい1日にすることができました。

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わんわん運動会

AMI1周年を祝して、やさか動物病院ドッグランにて第一回わんわん運動会を開催しました!
当日は天気も良く、たくさんのわんちゃんが参加してくれました!わんちゃん同士であいさつをしたり、一緒に走り回ったり、 楽しい時間を過ごしてもらえたかなと思います♪

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フォトコンテスト

2024年5月〜10月開催:エントリー44名 / 全171票

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