みなさん、こんには😊 愛玩動物看護師 的場です🐾
なんとなんと!!
院内看板猫の小夏(こなつ)、8月15日で17歳の誕生日をむかえました😼🎉🎂
おめでとー!!小夏ーーーー!!🥰

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すっかり、おじいちゃんになり待合での生活は終えましたが、今でもマイペースに病院内でゆったり過ごしています😊
さて、話は変わりますが皆さんはSFTSという言葉を聞いたことはありますか??
近年ニュースでも耳にすることが増えた「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」。マダニを介して感染し、人にも犬や猫にも影響を及ぼす病気です。
致死率が高く、私たち人間の健康にも関わるため、正しい知識と予防がとても大切です。
【
SFTSとは?】
SFTSとは、「動物と人の両方に関わる人獣共通感染症」であり、マダニが媒介するウイルス性の感染症です。日本でも西日本を中心に発生が報告されており、岡山県や山口県などでも人の感染例があります。
〇特徴的な症状
人👨🏻 発熱、消化器症状(嘔吐、下痢など)、出血傾向、重症化すると死亡することも
犬🐶 明確な症状が出にくい。消化器症状(嘔吐、下痢など)、元気食欲低下など
猫🐱 重症化しやすく、発熱や元気消失、食欲不振などを示す
【
どうやって感染するの?】
主にマダニに咬まれることで感染します。また、SFTSに感染した猫や犬の体液(排泄物、嘔吐物、唾液、血液など)から感染し、動物から人へ感染する事例も報告があります。
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予防のポイント】
⚠️犬猫への、マダニ予防薬を定期的に使いましょう!
マダニは、13℃以上の環境であれば活動可能です。夏期以外の時期も、通年予防をおススメします。
⚠️私たちは、マダニに咬まれないこと
草むらや山野に入るときは肌を出さない服装を心がけましょう。
⚠️体にマダニが付いていないかチェック
散歩や外出の後は被毛をよく確認。万が一、マダニが付着していたら、「絶対にマダニを取らず、そのまま病院へ受診」しましょう!
無理やりマダニを取ろうとしてしまうと、マダニの口先が皮膚に残ってしまい、炎症を起こしてしまいます。
⚠️体調不良があるときは早めに受診しましょう

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やさか動物病院 飼い主さま向け配布資料 参照
(拡大はこちらから👇)
SFTSチラシ
SFTSはまだ治療法が確立されていない怖い病気です。しかし、マダニに対する予防と早めの受診でリスクを大きく減らすことができます!
大切なペットと飼い主さんが安心して暮らすために、ぜひ日頃の予防を徹底しましょう。