こんにちは! 愛玩動物看護師の的場です。
現在投稿中の院長ブログに加えて、なんとなんと愛玩動物看護師(Veterinary Nurses for Companion Animals; 以下VNCA)ブログもスタートします🫶
VNCAブログでは、私たちVNCAのバリバリ頑張っている仕事風景から、ほんわかした休憩時間の風景まで、、、様々な内容を投稿していく予定です📝
さてさて、、、 第1回目の投稿は、昨年から今日までVNCAの取り組みをお伝えします!
振り返ると結構色々してきました、、、😮 !!
2023年
２月 オーストラリアの動物病院にて研修（VNCA2名）
ブリスベンの研修先
1.BVSC：腫瘍科や放射線腫瘍科などの専門科を有するスペシャリストセンター
2.動物虐待防止協会（RSPCA）の野生動物保護病院
シドニーの研修先
1.一般開業：笑顔のあふれるスタッフによるチーム医療を学べる動物病院
2.VSOS：250人以上のスタッフできめ細かい医療サービスを提供する世界トップクラスのスペシャリストセンター
４月 「りんごの樹動物病院」へ病院見学(VNCA1名)
５月 りんごの樹動物病院 VNCAの旭 師長による「顕微鏡セミナー」開講 （VNCA2名）
→月一回、当院にて開催。1年間セミナー受講をするVNCA2名と旭師長と共に便尿の検鏡を学びました。
７月 「日本獣医生命科学大学附属動物医療センター」へ病院見学(VNCA2名)
TRVA院長 塗木先生による「緊急対応セミナー」開講
→大学病院のVNCAの皆様の仕事風景を見学し、当院にも取り入れたいと思うような入院管理や新人教育の仕組みなど多くのことを学ぶ機会となりました！また、新しい発見もありました。
2023年7月は病院見学以外にも、TRVAの塗木院長にお越しいただき、救急に対する講習を開講していただきました。
第1回目の講習では、緊急外来時に経験値に関係なく誰もが適切に素早く行動ができるよう、救急に対する意識や知識が高まりました。
８月 「獣医蘇生再評価運動RECOVER」の資格取得(VNCA1名)
↑ 野生動物保護病院にて研修（ブリスベン）
↑ 腫瘍科・放射線腫瘍科を有するスペシャリストセンターにて研修（ブリスベン）
↑ 一般開業の動物病院にて研修（シドニー）
↑ 世界トップクラスのスペシャリストセンターにて研修（シドニー）
↑ 日本獣医生命科学大学附属動物病院 見学
2024年
２月 「TRVA夜間救急動物医療センター」へ病院見学
→ 塗木院長のTRVA（夜間の救急病院）を実際に見学。救急対応時のVNCAと獣医師の皆さんのチームワークがとても素晴らしく、当院におけるVNCAと獣医師との連帯感を持った行動をより強化していきたい！との思いを持つことができました。
３月 「国際シンポジウム」に参加
４月 第二弾「顕微鏡セミナー」 スタート（月1回、VNCA2名）
６月 第二回「緊急対応セミナー」
↑ 第二弾 りんごの樹動物病院 VNCAの旭 師長による、顕微鏡セミナー風景
↑ 第二回 TRVA院長 塗木先生による、緊急対応セミナー風景
さらに私たちVNCAは動物看護分野の学術アドバイザーとして、倉敷芸術科学大学動物生命科学科 准教授の村尾信義先生をお招きし、2022年から定期的に「保定セミナー」を開講しています。
この保定セミナーでは、犬や猫の様々な保定場面について、村尾先生に一人一人の保定を直に見てもらい、より上達するためのポイントをいただいています。また、更なる力を身につけるための方法として、VNCA同士の保定を「教え合う」スタイルでレクチャーを展開し、各々の保定ポイントを言語化しながら伝え合う練習も行なっています。
保定セミナーを開講して２年になりますが、1年目のVNCAはもちろんのこと、VNCA全体の保定のレベルが上がり、動物に無理な負担をかけない保定や、動物のストレスを軽減する保定を実践できるようになってきました🤩
「教え合う力」は日に日に成長し、今までは「こんな感じかなぁ」と伝えていたポイントを、例えば「右の肘関節だけでなく、肩関節もおさえながら持つといいよ」などのように、解剖学用語を用いたりして、より具体的に伝え合うことができるようになってきています👍
このように私たちVNCAは看護科のコンセプトでもある「寄り添う看護」を行なっていけるように、多方面からご講師の方々にご協力をいただきながら、保定の見直しや顕微鏡レクチャー、救急対応を行なったり、他院に見学に行き当院でも取り入れることができるポイントを学んできたりと、知識や技術の研鑽を日々行なっています!!
コンセプトの「寄り添う看護」を自信を持ってオーナー様や動物に提供できるよう、 学びを楽しみながら、これからもVNCAチームで協力しながら頑張っていきます!!
次回vlog.2もお楽しみに！
